外貨預金とは、米ドル・ユーロなどの日本円以外の通貨を預金元本とする外貨建ての預金のことをいいます。
普通預金ならいつでも出し入れでき、定期預金は満期日に元利金をお支払いするなど基本的には円預金と同じですが、為替相場の変動がある点など円預金と異なる部分もあります。円高で預け、円安で払い戻すことがポイントです。資産運用の一つとしてご検討ください。

Point1
円預金に比べて高い金利が期待できます。

通貨をお選びいただけ、通貨によっては、円預金に比べて高い金利での運用が可能です。

Point2
為替差益が期待できます。

為替相場の変動により、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の払い込み円貨額を上回る場合があり、為替差益を得られます。しかしながら、お預け入れ時の為替相場よりお引き出し時の為替相場が円高の場合には、為替差損が発生してしまいます。

円預金との違い

利息やお引き出し時の払戻金は、外貨で支払われます。
そのため、為替相場によって円貨額での受け取り金額が変動します。

円預金との違い

為替差益・為替差損のイメージ(例:米ドル)

為替差益・為替差損のイメージ(例:米ドル)
  • 為替相場はご参考例です。実際の相場とは異なる場合があります。

お取扱い通貨

お取扱い通貨
  • お取扱い通貨は、商品ごとに異なります。詳しくは、お取扱い商品ごとにご確認ください。
外貨預金についての留意事項

1. 相場変動による為替リスクがあります

為替相場の変動により、お受け取りの外貨元利金を円換算すると、当初外貨預金作成時の払い込み円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。

2. 適用相場

円を外貨にする際(預入時)および外貨を円にする際(引出時)は手数料(例えば、1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭)がかかります。お預け入れおよびお引き出しの際は、手数料分を含んだ為替相場である当金庫所定のTTSレート(預入時)、TTBレート(引出時)をそれぞれ適用します。したがって、為替相場の変動がない場合でも、往復の為替手数料(例えば、1米ドルあたり2円、1ユーロあたり3円)がかかるため、お受け取りの外貨の円換算額が当初外貨預金作成時の払い込み円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。詳しくは、「外貨預金のお預け入れとお引き出しに関わる手数料・適用相場」をご覧ください。

3. 外貨預金に関する手数料

外貨預金のお預け入れとお引き出しに関わる手数料・適用相場」をご覧ください。

4. 預金保険制度

外貨預金は預金保険制度の対象外となります。

その他参考となる事項
  • 為替差益への課税は次のとおりとなります。
    法人のお客さま 総合課税
    個人のお客さま 為替差益は雑所得となり、確定申告による総合課税の対象となります。
    ただし、年収2,000万円以下の給与所得者の方で、為替差益を含めた給与所得以外の所得が年間20万円以下の場合は申告不要です。為替差損は、他の黒字の雑所得から控除できます。他の所得区分との損益通算はできません。詳しくは、お客さまご自身で公認会計士・税理士にご相談くださいますようお願い申し上げます。
  • 為替相場の急激な変動によりお取扱いを中断する場合があります。
  • 外貨預金お申込みの有無が、現在または将来の融資その他の取引に不利な影響を与えることはございません。

市場事務部

受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00 ※信用金庫休業日を除きます。