結婚式の当日に主賓や司会者、受付や余興にいたるまで、お世話になる方は大勢います。二人のために協力していただいた方には、「お礼・お祝い返し」をするのが常識です。
ゲストの中でも司会者や受付といった特別なことをしていただいた方への感謝の気持ちとしてお礼のお金や商品券などを渡します。依頼した内容やその人との関係性で考えましょう。
主賓や遠方からのゲストの方には交通費や宿泊費を渡す、家から結婚式場までの移動手段を手配するなどの配慮を心がけましょう。
結婚祝いをいただいた親戚や友人、勤務先の上司や同僚などへのお返しです。商品券やカタログギフト、お菓子などを贈ることが多くなっています。また、結婚式にご出席いただけなかったが、結婚祝いをいただいた方に対しても同様のお返しを贈る必要があります。
内祝いの相場と品物
頂いた結婚祝いの半分~3分の1程度が相場と言われています。
相手が置き場所に困るようなものは避け、大きく好みの別れない日用品(タオルセットや食器・グラスなど)やお菓子の詰め合わせなどが無難と言えます。特定のものを選べない場合は、商品券やカタログギフトといった選択肢もあります。
お返しをする時期
一般的に内祝いのお返し時期は、挙式披露宴後の1ヵ月以内が目安ですが、当日のお土産として内祝いを渡すケースも増えてきています。あまり遅すぎるのは失礼にあたりますので、注意しましょう。